神様も参拝客がいっぱいいて忙しかったり
まだその神社に来てから日が浅かったり
神様自身が若く猛々しい気を隠しきれなかったりすると
なんとなくそこにいるのがわかる気がする。

けっこう上空にいたり三つも四つもかけ持ってる
神様はかなり高度にいてこれはあんまり気配が
わからない。

参拝客がお祈りをしている時にお祈りを聞く作業を
している神様はあまり多くない。
特に初詣は参拝客の関係で鳥居をくぐった瞬間
くらいからどんどんお祈りを読み取っていくので
普段からの潜在的お祈りが満たされる事が多い。

神様が受け入れるお祈りは神様が聞くというよりも
言語的に無関係に脳内のある部分を検索するという
表現に近い事が行われている。
神様がその欲求を行動に紐付ける様に人の脳内で
「願望のストック部分→活動の予定部分」へコピペ
をするものでコピペが済んだ人は活動が願望へ
結びつくよう活動の予定部分が新しいコピペに
よって上書きされており上書きが最新日付の
人は「コピペ済み」と認識され敷地内に何万人
いようとマーキングが効率よくなされている。

大きな神社には神様が複数で作業を行っている
場合もあるがむしろ巨大すぎる施設には神様
がいない事が多い。
これは神様が群集心理の効果を利用している為である。
同じ願望を持った群集はある一定数以上の集団となると
その願望が満たされるように、あるいは群集全体の絶滅
を防ぐために群集全体の行動に一律に脳内の同期が
とられ群集全体に反映されるというように生物開発の
初期段階に神様が設定した仕様である。

また動物の神様がいる場合にはただ遊びに
きているだけなので願いは聞き入れられない。
怨霊系の動物が居座っている場合にはその神社は
神様の組織のなかで放棄されている施設なので
怨霊系が立ち去るのをまつしかない。

神主でも神様の気配にうとい人もかなりいるので
神様の気配がわかる人に「今日神様来てる?」
と聞くのがよい。

神様間の抗争に巻き込まれている神社でも抗争に
忙しいため願いはあまり聞き入れられない。

神様は移動中でも強い願望を持つ脳内データは
検索してくれるので神様に察知されやすいよう常時
願望の神様向けSEO対策をしておくとよい。

神様は「人生とは生まれてから死ぬまでの暇つぶし」
をエキサイティングにしてくれる頼もしい存在。